エントリーのコツは、相場参加者の損切りを狙うこと。
例えば、売っている相場参加者がポジションを切るとレートが上がるので、そういったポイントでロングポジションを取る。
相場参加者が損切りをするポイントとは、「ネックライン抜け」、「戻り高値抜け」など。
解説
ネックラインを抜けると、戻り売りが失敗したと判断して損切りを入れる相場参加者が増える。(売りの利確の人もいる)
このまま上昇していく確率が高く、またその場合、含み損がどんどん増えていくから。
こういったポイントでロングエントリーすることで、ポジションをすぐに含み益とすることができる。
「そんな単純な話なら苦労しねえわ!」って聞こえてきそうだけど、仰る通りで、結果的にはそうはならない。
なぜなら、敵がいるから。
上の画像の場合はロングを狙っているので、売り側が敵だ。
スポーツと同じ。
サッカーやバスケのシュートもそうだけど、敵がいなければ誰でもゴールを決めることができる。
敵がいるからプロの選手でも上手くいかなくなる。
相場では、ネックライン抜けを狙っても、その後すぐに下落して、あっさりと安値を下抜けていくことがある。
売りの損切りによって上昇の力が増えたにも拘らず、より強い売りの力に負けているからだ。
赤ラインからの売りは買いに負けていて、売りの損切りによって上昇の力は増えるが、その力もオレンジラインからの売りの力に負けている。
このとき、ネックラインを抜かすほどの強い買いが売りに負けているため、売りの力がより強いということになり、下がるとさらに買いの損切りも加わる。
そのため、ここから下落していく確率が高い。
しかし、下落した先で、売りの力より買いの力の方が強くなると、今度は上昇する。
補足
上の画像のような相場で、赤ライン抜けのロングで利益を取れないわけではない。
損切りによる上昇の力や、オレンジラインのような戻り目候補(売りが強くなるポイント)は予測することができる。
よって、赤ライン抜けでオレンジラインまでの値幅を取ることができる。
また、場合によってはオレンジラインも突破し、上に伸びる。
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