FXで利益を出すには、環境認識が必須です。
利益は手法で取るものではなく、相場環境によって得られるものだからです。
しかし、”環境認識が重要である”ということを知っていても、具体的にどうすればいいのかわからないという人も多いと思います。
この章では、環境認識のやり方を具体的に書いていきます。
基本
まず、環境認識は上位足である、日足、4時間足などで行います。
下位足は上位足の意向に沿って動いているので、上位足がどういう相場環境なのかを把握し、どう動いていくのかを予測することによって、下位足の動きも予測できます。
日足が最高値や最安値にいる場合は、さらに上位である週足から情報を得る場合もありますが、相場次第で見るなどすればいいです。
また、1時間足では、やはり日足、4時間足より力が弱くなるので、僕としては日足、4時間足での環境認識をおすすめします。
基本的な動きとサポートレジスタンスの強さ
相場はN字を形成しながら動きます。
上位足でも、下位足でも同じです。
また、上位足で引けるラインの方が、下位足で引けるラインより強くなります。
取りやすいところ
高値圏、安値圏ではレンジを形成します。
買いと売りが戦っているところ(レンジ相場)を抜けてから、再び戦い始めるまでのトレンド相場でトレードをするのが、利益を取りやすいやり方です。
レンジ内でトレードすることも可能ですが、買いと売りが戦っている最中なので、トレードが難しくなります。